リビング学習に最適な机のレイアウトとは

筆者の家庭は小学校一年生の子供が居り、子供部屋はありますがまだ勉強机を買っていません。

勉強机は本人が欲しがってから買うと決めているからです。多くのご家庭では小学校進学時にランドセルと併せて買ってあげているものかもしれませんが、本人が欲しがる前に与えてしまうとありがたみが無くなり、勉強机を使わなくなってしまう恐れがあります。

以前、知人の子供が学習机を欲しがって、欲しがって、欲しがって、欲しがって、もうどうしようもないくらいに欲しがってから、サプライズで学習机を突然家に配送してもらったようなのですが、子供の反応が凄まじかったらしいです。

それはもう家にいるときは学習机でずっと本を読むようになったと。その話を聞いてから私も必ずそうしようと心に決めました。

ずっと自分の部屋に居られるのは少し寂しい気もしますが、それでも同じ買ってあげるならそれくらい喜んで欲しいですよね。

子供が自分の部屋で勉強をするというようになるまではリビング学習をやってみようと思います。

リビング学習とは!?

その文字の通り、リビング(またはキッチン)で勉強や宿題をするというものです。リビング学習の特徴として、雑音のあるところで勉強をする事で集中力がつくとも言われていますが、失敗する事もあるようです。その他のメリットやデメリットについて確認ましょう。

リビング学習のメリット

  • 親の目が届く所にいるので安心
  • 分からないところがすぐに聞ける
  • 子供の勉強の進度が把握できる
  • 親に見張られているという緊張感を持って勉強できる

あとは、それほど大きな事ではないかもしれませんが、家族が同じ部屋で過ごす事で光熱費も少しですが抑えることが出来、家族の会話も増え、つながりを強くする事ができそうです。

リビング学習のデメリット

  • 親がテレビを見れない
  • 子供がテレビの音などで集中出来ない
  • リビングやダイニングが散らかる
  • ダイニングの場合、配膳出来ない

リビングやダイニングに消しゴムのクズが出たり、夕飯の準備に支障をきたす場合がありそうです。

レイアウトからどの机で勉強するか考える

レイアウトリビング学習をする上で、日常で子供が勉強する時間のほとんどはお母さんがキッチンにいる夕方(夕飯の支度)から夜(後片付け)の時間になると思います。そのためキッチンとのレイアウトを見ながらどの机で勉強すれば最適なのかを考えましょう。

最適とはメリットを最大限に活かし、デメリットを最小限にすることです。

ここでは前述したリビング学習のメリット、デメリットへの影響を念頭に置きながら机のレイアウトを考えてみましょう。

対面キッチンの場合

対面キッチンがリビングに対面している場合はリビングで勉強していても良さそうです。ダイニングに対面している場合はダイニングが良いですね。机に座って勉強をするという習慣付けを行う為にはダイニングで勉強する方がいいかと思います。

メリットの確認

  • 親の目が届く所にいるので安心 ○
  • 分からないところがすぐ聞ける ○
  • 子供の勉強の進度が把握できる ◎
  • 親に見張られているという緊張感を持って勉強できる ○

デメリットの確認

  • 親がテレビを見れない △
  • 子供がテレビの音などで集中出来ない △
  • リビングやダイニングが散らかる △
  • ダイニングの場合、配膳出来ない×

対面キッチンの場合はリビングで勉強しても良さそうですが、少し距離がある場合はダイニングやカウンターなど、近くてお互いに声のかけやすいところがいいでしょう。

壁付けキッチンの場合

壁付けキッチンの場合はリビングやダイニングに対して背中を向けているので、常に見ているという感覚は薄れます。ただ、キッチンの横にカウンターなどがある場合は、横から確認する事が可能ですね。

メリットの確認

  • 親の目が届く所にいるので安心 ○
  • 分からないところがすぐ聞ける ○
  • 子供の勉強の進度が把握できる △
  • 親に見張られているという緊張感を持って勉強できる △

デメリットの確認

  • 親がテレビを見れない △
  • 子供がテレビの音などで集中出来ない △
  • リビングやダイニングが散らかる △
  • ダイニングの場合、配膳出来ない×

勉強する場所にもよりますが、デメリットは対面キッチンの場合と同じです。

但し、リビングやダイニングに背中を向けている以上、どうしても目の届く範囲が狭くなるのも事実です。

まとめ

リビング学習を考えられている方で、これから家を建てようとされている方はお子さんが勉強する位置を考えて、キッチンやリビング、勉強する机やその他収納の位置(ランドセルラックの位置など)を念頭におきながらフロアレイアウトを決められると良いかもしれません。

既に家を建てられている方も、お子さんが勉強する机が目の届きにくい場所にしかないのであれば、目の届くところに配置してあげればいいんです。

これだけは守って欲しい事

リビング学習の目的の前に、お子さんが集中して勉強できる事が第一です。親の意見を押し付ける事なく、子供の意見も取り入れてどの場所がいいかを決めてください。勉強する机が親の目の届くところであったとしても、子供の目の前に家族で行った旅行の写真などがたくさん貼ってあると集中したくても気が散ってしまいますので。。

ここでの紹介はあくまで一例ですので、ご自宅のキッチンのレイアウトや机の位置、重要視したいメリットをなどを考え、決め方の参考になればと思います。

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