エコカラットをDIYで施工!壁をふかすも失敗・・・。

前回和室のエコカラットのレイアウトをエクセルで行いました。

和室の床の間の全面ではなく、床の間の中央から少しデザイン性を持たせて横並びに4枚のエコカラットを並べて貼るようなレイアウトにしました。

エコカラットの端末処理

単純に床の間の壁にエコカラットを貼っただけではエコカラットの貼り終わりと壁の境目が丸見えになり、接着剤が見えてしまうため、その処理をどうしようか迷っていました。見切り材をつけるという方法もありましたが、見切り材がかなり高い。。。そんな時、壁を「ふかす」という方法を見つけました。

壁を「ふかす」とは!?

家を設計する段階から、エコカラットをDIYで施工することを家の設計士さんに伝えていたので、壁をふかしたらどうですか?と提案を受けました。

壁を「ふかす」とはエコカラットの貼る部分だけを「凹ませる」ということです。エコカラットの板厚+αだけを凹ませておけば、エコカラットを貼り終わった後にエコカラットとエコカラットを貼っていない部分がフラットに近くなり、エコカラットの端末が露出することがありません。これはなかなかいいアイデアと思ってすぐに採用を決定しました。

下の写真は実際に壁をふかしたところにエコカラットを貼ったところです。右の茶色いのがエコカラットで左の白いところが壁です。エコカラットの端末がふかした壁に隠れてくれるのでかなり見栄えがいいです。

壁をふかす幅は!?

今回エコカラットを施工するのは「ニュージュラク」と「グラナスラシャ」です。エコカラットの幅をネットで調べるとどちらも303mmでしたので、その4枚分に当たる1212mmをふかしてもらえばピッタリ隙間なく出来ると思い、図面にいれてもらいました。

今思えば大工さんの腕や壁紙の厚みなどのばらつきも考えて、なぜあの時もう少し広めに指示をしておかなかったのかと後悔しています。

壁をふかすも失敗・・・。

家が完成し、気になるふかした部分の幅を確認します。

ナント1212mmピッタリに出来上がっています。大工さんの腕の良さに感動です!壁紙を貼ってあるに関わらず、壁紙の表面で幅がピッタリ1212mmで出来ています。

これならエコカラットを貼るだけなので楽勝ですね。初めてのエコカラットのDIYですので、とりあえずは貼るだけというところからやってみたかったのでちょうどいいです。

DIYで施工するために買ったエコカラットを床の間に4枚並べ、貼るシミュレーションをします。

・・・、おかしい、、入らない。。。

壁のふかした幅はピッタリ1212mmだったのに2~3mm程度干渉して入りません。。。

そうです、、エコカラットの幅が303mmピッタリでは出来ていなかったのです。。

エコカラットが若干大きめに出来ているなんて、、mm単位の指示を出し、頑張ってそれに応えていただいた大工さんに申し訳ない。。

失敗を嘆いていても仕方ありません。このまま壁を凹ましただけで何もしないわけにはいきません。エコカラットの端を数mmカットしてでも貼らないと。。初めてのエコカラットのDIYでカットする羽目になるなんて。。。しかも端だけを数mmカットなんてなかなかハードルが高いです。。でもやらないわけにはいきませんので、事前に買っておいたエコカラットスターターキットの中に同梱されているロータリーカッターでエコカラットの端末をカットして貼ることにしました。

中央からのバランスを考えると左右両方のエコカラットを少しずつ同じ量だけカットをするのがいいはずですが、数mmなので細かいことは考えずに、片側だけをカットすることにしました。実際にエコカラットをカットしているところはエコカラットをカットするページで報告しますが、

  1. ロータリーカッターはまっすぐにカットするのにかなり便利
  2. 細い幅をカットするのはかなり難しい
  3. エコカラットの表面に欠けを発生させないようにカットするにはちょっとコツが必要

です。下の左の写真が初めてエコカラットをカットしたときのもので、右の写真が慣れてきたときの写真です。今回16枚の「グラナスラシャ」をカットしたのですが、最初の方はカットのコツがわからず、少し欠けが発生していましたが、途中からは欠けを発生させないためのコツがわかってきたので一切欠けなくなりました。そのコツはエコカラットをカットするページに記載してますので参考にしてください!

 

なお、当初和室の床の間に貼るエコカラットはカットする予定が全くなく、予備は2枚程度しかなかったため、カット時に欠けが発生したものも貼らざるを得ない状況でした。最初は欠けた部分が目立つかなと思っていたのですが、目線に近いところには上手にカットできたエコカラットを配置し、失敗して欠けが発生したエコカラットは上の方の目が届きにくいところに配置すると、あまり目立ちませんでした。

終わりに

いかがでしたでしょうか?エコカラットを計画的に上手に貼るつもりが最初から見事に失敗しました。。もう少しだけ下調べをしておけばよかったと後悔しています。しかし、エコカラットを上手にカットする方法を身につけることが出来たので、今後他の部屋のエコカラットをカットする際にはコツをつかんでいるので多少は楽に作業をすることが出来ました。

これから家を新築で計画されていて、エコカラットを全面施工されない場合には壁を「ふかす」ことをされてみてはいかがでしょうか?うまくいけばかなりきれいに見えますよ。その際はエコカラットのサイズを仕様だけでなく、現物のサイズをきっちりと測定したうえでふかす幅を決めてくださいね。

最後まで読んでくださってありがとうございました。

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