我が家では浄水器付きのタッチレス水栓LIXILのナビッシュを使用しています。
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タッチレス水栓「LIXIL ナビッシュ JF-NA466SU(JW)」について
家を建てるときにハウスメーカーにこれを見積もりしてもらったら10万近くしたので、ネットで購入して施主支給しました。当時はこの商品が送料込みで5万円で買えたのですが、今では結構高くなっていますね。
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リクシル ナビッシュ JF-NA466SU(JW) キッチン用タッチレス水栓
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タッチレス水栓の仕様
このタッチレス水栓は蛇口の上の部分にセンサー(写真の黒い部分)が2か所ついていて、このセンサー部に手をかざすと水が出る仕組みになっています。ちなみに写真の下のセンサーに手を近づけると通常の水道水、上のセンサーに手を近づけると浄水器を経由した水が出ます。タッチレス水栓は汚れた手のまま触っても蛇口を汚すことが無いのでかなり便利です。すぐに故障することを懸念していましたが、我が家はまだ何の故障もなく使用しています。
蛇口の根元の方についているレバーでは温度や水量を調節することが可能です。また蛇口の先端はシャワーに切り替えが出来たり、蛇口の先端を取り外すと延長ホース式になっていてシンクを掃除したりするときに便利です。
お知らせマークが点灯
我が家も入居して早一年、こういう浄水機能付きの水栓を使用していると悲しいお知らせが来ます。
浄水器側のセンサー部に「交換」のマークが点滅しています。写真は点灯状態で写真を撮っていますが、最初は点滅し、そのまま使用していると点灯状態(つきっぱなし)になります。点滅状態は「もうすぐ交換時期です。交換のカートリッジの準備をしましょう」というお知らせで、点灯になると交換要!という意味の様です。交換は1年経過もしくは一定使用量を超過した場合に交換のお知らせが点灯するようです。いつかは交換時期が来ると思っていましたが、なかなか早めの到来でした。
交換用カートリッジは何を使う?
交換マークの点滅を放置するわけにもいかないので浄水器の交換用カートリッジを購入することに。何を買えばいいのかわからなかったので、とりあえずキッチンのシンク下を覗いて、どんなものがセットされているのかを確認しました。
ご丁寧に品番がきっちりとこちら側を向いてセットされています。ハウスメーカーの見積もりは優しいものではありませんでしたが、こういうところの設置はかなり優しさを感じますね。
品番を見ると「JF-45N」と明記されていますので、こちらをネットで調べてみました。
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【LIXIL】(INAX)交換用浄水カートリッジ JF-45N 13 2物質除去 価格:13,608円 |
するとかなりのサイトで取り扱われていました。結構需要があるのかもしれませんね。驚くべきところはそこだけではなく、その値段です。5万円で水栓(カートリッジ込み)を購入したのに 、カートリッジだけで購入すると13,608円もします。水栓は37,000円くらいなの?って感じでかなり高いように思います。でも1年でこの値段なら仕方ない(他に代替えもない)と自分を説得しつつ、仕方なく購入しました。
JF-43というカートリッジもありましたが、JF-45Nの方がJF-43の除去物質に加えて、鉄とアルミニウムを除去してくれるのでこちらを選択しました。JF-43の方が2,000円程度安いですが、水道配管の鉄分や浄水場での浄水剤であるアルミニウムは間違いなく混入していると思われますが、あまり気にしない方はこちらでも問題ないと思います。
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【LIXIL】(INAX)交換用浄水カートリッジ JF-43N 13物質除去 価格:11,718円 |
カートリッジを交換する
カートリッジを購入
カートリッジを交換するにあたり、通販サイトでカートリッジを購入しました。製品は化粧箱に入っていますが、段ボールに梱包されて納品されました。
開封したところ
化粧箱を開封したところです。一番上の蓋を開けると上の写真のようになっています。これは切り取って説明通りに製作すると、水栓に表示されている交換マークをリセットするためのツールを作成できます。このツールが無くても交換マークはリセットすることが出来ますが、我が家ではこのツールでも手動でもリセットすることが出来ました。せっかくついていて、簡単に製作できますので使ってみてもいいかもしれませんね。
水栓の元栓を閉じる
交換用のカートリッジをセットする前に、もともとついているカートリッジを外す必要があります。しかし、その前にやっておくこととして、水栓の元栓を閉じる必要があります。水栓の元栓を閉じずにカートリッジを外してしまうとキッチンが大惨事になりますのでご注意ください。我が家の場合は下の写真の水色と赤色の栓を90度回転しました。下の写真は水が開通している状態です。
古いカートリッジを取り外す
水を確実に閉栓できたことを確認出来たら次は古いカートリッジを取り外します。このホースの中には少し水が残っていますので、ホースを取り外した瞬間に少し水が垂れますので、カートリッジの下には何か敷いておくことをお勧めします。
カートリッジの取り外しは簡単で下の写真の青色のリングの出っ張っている部分を下の凹んでいる部分に合わせて、下に下げるだけで簡単にホースが外れます。ホースにINとOUTが記載されていますので、取り付ける際に間違えないように記載があることを確認しておきましょう。もし書いていない(消えてしまっている)場合はどちらのホースがどちらについていたかをマーキングしておきましょう。
新しいカートリッジの設置
新しいカートリッジの設置は古いカートリッジを取り外すよりも簡単です。同じ位置に同じように設置するだけでOKです。INとOUTだけを間違えないようにしましょう。ホースを差し込んだ部分は先ほど出っ張りと凹部を合わせたリングがカチッという音とともにリングが上に上がっていればOKです。一応手でホースを上に引っ張ってみて抜けないことを確認しましょう。また、次回カートリッジを購入する際に品番を忘れていると思いますので、カートリッジの品番が記載された側を手前に持ってきておくと次回交換する際に便利かと思います。
新しいカートリッジを設置して、ホースが確実に差し込まれていることを確認したら元栓を最初の状態に戻しましょう。漏れが発生するといけないのでここは慎重に少しずつ開栓していきましょう。
カートリッジ交換後にすること
水を出しっぱなしにする
カートリッジ交換後には最初に浄水能力を安定させるためと、カートリッジ内に水を行きわたらせるために数分水を出しっぱなしにします。メーカーの推奨は約10分です。この時、カートリッジを上下にひっくり返すことを推奨していますが、我が家では特にひっくり返さなくても不都合はありませんでした。通水させて最初の方は気泡が入った水が出てきましたが、数分も水を出しっぱなしにするだけで安定しました。
交換マークのリセット
交換マークはセンサー部に手をしばらくかざし続けることでリセットをすることが出来ます。手順としては最初に通常の水栓のセンサー(浄水ではない方)に手をかざし続けます(約6秒)。すると「ピピッ」という音がして、リセットモードになります。このモードになった後は今度は浄水側のセンサーに手をかざし続けます(こちらも約6秒)。そうすると今度は「ピーッ」という音とともに交換のマークが消えて通常のモードになります。
リセットツールを使用
カートリッジの箱についていたリセットツールでもリセットすることが出来ます。箱に書かれている手順で化粧箱を切り取ると下のようなツールが出来上がります。このツールの穴が開いた部分をセンサーに当てるだけです。センサーに当てる順序は上と同じ(最初は通常の水栓に6秒、その後浄水のセンサーに6秒)です。手をかざしてうまくいかなかった方はこちらのツールでリセットするといいかもしれません。我が家ではどちらでもリセットすることが出来ました。
交換後の使用済みカートリッジ
交換後の使用済みカートリッジの内部にはまだ水が残っています。下の写真の様に下を向けると少しずつですが水が出てきます。捨てる前に出来るだけ水を抜いてから捨てましょう。
最後に
初めての浄水器のカートリッジの交換でしたが、簡単に交換することが出来ました。作業自体は簡単なので毎年交換するのも全然苦ではありませんが、このカートリッジの値段だけはもう少し何とかしていただけると助かりますね。
最後まで読んでくださってありがとうございました。